右手親指のジストニア治療のために週2,3回のペースで鍼灸整骨院へ通ってます。
今まで上手く動かなかった右手の親指も普通に動き、スケールも良い感じに弾けるようになってきました♪
ただ黒鍵の多い音階は弾きやすいけど白鍵が多いハ長調などはまだまだ弾きにくかったりします。
さらに整骨院に通うまでの8年以上の間は自己流の練習や演奏フォームの改善をやってきた弊害が出始めてきました。
今回はそれについて綴っていこうと思います♪
正しい演奏の仕方がわからない
ジストニアになって一番困ったのがスケール(音階)を弾くときです。
右手の親指が動かなくなったことで指くぐりができません。
ですので無理やり手首を回したりして弾くことが多かったです。
そして治療で親指が動くようになるとその手首の癖がすごく邪魔…。
さらにもともとは指を独立を目指して指を立てるハイフィンガーっぽい奏法をしていて、ジストニアで指が動かないので力を入れなくても弾ける脱力奏法を目指しました。(独学なので脱力奏法かは不明)
これも治療で親指が動くようになるとどのように指を動かるのが正解なのかわからなくなるという…。
完全に自分の弾き方を見失っています。
弾けないイメージが拭いきれない
ジストニアで指が動かなくなると大体不得意とするフレーズがわかってきます。
ホント些細なフレーズであっても何度やっても音が抜けてしまったり、リズムが狂ったりします。
正直なところ音の粒や音量、表現の域まで練習ができませんでした。(できないこともないけど弾けないことに気を取られる)
治療で弾けなかったフレーズも弾けるようになってきたのですが、今まで弾けずに誤魔化していた習慣というかイメージが残っていてすごく違和感を感じてしまいます。
例えるなら発表会の時に苦手なフレーズが近づくと意識してしまい本番でもミスをしてしまうあの感じ。
苦手なイメージから力んでしまったり、無理やり指を動かそうとしてしまい失敗してしまいます。
ただこれはゆっくりと練習をして弾けるイメージを付けることで改善できそうかな♪
正しい奏法に矯正するチャンス
やはり独学であれこれするのは限界かもしれないですね。
これを機にまたピアノを習うのもいいと思うのですが…、どちらかというとアレキサンダーテクニークのようなジストニアになりにくい、また故障しにくい自然な奏法を学んだ方がいいように思ってます。
といってもアレキサンダーテクニークを指導してくれる方はそこまで多くないのでちょっと難しいかも。
さらにもう少し鍼灸整骨院には通いたいので両立するには時間的にも金銭的にも難しいと思うので、とりあえずは治療に専念したいと思います♪