上条衿さんの作品集 2「Dear.」♪

私の大好きなイラストレーター上条衿さんの作品集　第二弾

上条衿作品集2 Dear.

どの絵も素晴らしく、たっぷりと堪能させていただきました♪

前回の作品集『GIRLS』は約7年間の作品を一気に集めた作品集で、上条衿さんのイラストの変化を楽しむことができました。

そして、今回の作品集『Dear.』は2014年以降の作品ということで記憶に新しい作品が多いです♪
全体的に色合いもカラフルで完成度の高い作品集になっていると思います♪

GIRLSから続く世界♪
Dear.の世界♪
1. 最後に
2. さらに追記

GIRLSから続く世界♪

素敵な女性のイラストが沢山でどれもお気に入りです♪

2016年のカレンダーのイラスト「dailyシリーズ」もありますし、小説やイベントのために書かれた作品も沢山あり見応え充分です。
さらに過去作品のリメイクなどもあり、昔からのファンも楽しめるようになっています。

今回嬉しかったのは過去の作品で描かれた女性の新しいイラストですね♪

お菓子のチョコレートの子や、天然石シリーズで描かれた女性が沢山出てきます♪

もともと天然石シリーズは1つの完成されたシリーズで好きなのですが、そことは別の一面のイラストを見れて良かったです。

この子！名前は考え中なのでとりあえず白孔雀さん #全日本うちの子可愛いんでファンになってください協会 pic.twitter.com/vN1m4qzmJG

— 上条衿@6/19北ティアD11 (@erikamijo) 2016年6月1日

白孔雀さんカッコいいです！（あとで名前は花琉となったようです♪）

絵やイラストは写真と同じく、どうしても止まった表現になりがち。
動きが出にくかったり、生きている躍動感を表現するのが難しい芸術だと思います。

そんな中で同じ人物の違う角度や表情を見ることにより、止まった世界ではなく動きのある、生きている感じを表現できるのだと感じました♪

よくいうキャラクターとしてその世界に生きているといった感じでしょうか♪
マンガのキャラクターのようにいろいろな表情や姿を見ることにより、その世界の住人として認識するのだと思いました♪

Dear.の世界♪

後半からDear.をテーマにしたイラストが続きます♪
作品集のタイトルにもなっていることを考えると、今回上条衿さんが一番力を入れた個所かもしれません。

ここではイラストを2ページ使った見開きとなります。
人物のイラストは見開きで切れないように工夫はされているのでご安心を♪

2ページ分のワイドな絵になるので、人物以外の風景などもしっかり描かれ、さらに空間ができることにより人物の動きや心情などもより一層表現されているように感じました♪

それに伴い、人物だけで表現しきれなかった世界観がより一層わかりやすくなっています。

さらにその風景とともに一言のコメントが添えられています。

イラストだけでは表現しきれなかった部分を上手く補っていて、ほんと良かったです♪
コメントが無くても十分世界観は伝わってくるのですが、やはり言葉の万能さはすごいですね。

音楽も歌詞があるだけで全く変わりますので…。

そしてこのDear.の中での私のお気に入りは…

58,59ページの「夏空」です！
海と水着の女性のイラストですね♪

って、水着の美女がいいってだけじゃないですよ！まあ、それもいいんですが♪

50ページからの冬のイラスト…

56ページのほの暗くも春の物寂しさ…

そして次にくるサマー！って感じがいい！

絵なのに思わず太陽がまぶしい！と感じるぐらいの世界観の切り替えがすごくいいです！！

とまあ、少しテンション高めになってしまいましたが、今回の『Dear.』も見どころがありすぎです♪
人それぞれお気に入りのイラストはあると思いますが、最終的にはどのイラストの女性も美しくてどれも大好きということになりそうです。

最後に

今回の作品集とは話はズレますが、

最近、上条衿さんのTwitterのつぶやきでイラストの女の子に名前があることがわかり、なんか嬉しかったです♪

イラストという止まった空間でしか見ることができない彼女たちにも過去や未来があり、世界があるのだなと改めて感じました♪

キャラの名前に気づいてくださった方どうもです！漢字だと左から沙羅、怜央、花琉、桜、朱、時音、玲希です。読み方は画像の通りで。レキだけは昔からいるキャラですね。一応それぞれ意味もあって全部で２０人くらいいたw そのうちオリキャラ本かページでも作ってみたいです〜

— 上条衿@6/19北ティアD11 (@erikamijo) 2016年6月8日